*~・*~・*~・ 「 狭山茶 」とは ・~*・~*・~*
狭山茶(さやまちゃ)は、埼玉県西部及び東京都西多摩地域を中心に生産されているお茶の呼称です。
埼玉県における農産物生産面積では県下一。
歴史は古く鎌倉時代にまで遡ることが出来、
静岡茶、宇治茶と並んで『日本三大茶』と呼ばれることがあります。
狭山茶産地周辺地域にて、よく知られている俚諺に、
『色は静岡、香りは宇治と、味は狭山でとどめさす』
と謳われています。
このフレーズは古い狭山茶の茶摘み唄のもので、昔から続く産地PRの一種だと言われています。
*~・*~・*~・ 産地の特性 ・~*・~*・~*
国内の茶生産地としては北寄りに位置し、
冬季には霜が降りることもある涼しい気候の為、
厚みのある茶葉ができる傾向にあります。
茶葉の摘み取りは年に2回行われ、
一番茶は4月から5月、二番茶は6月から7月に
出荷されます。
主要品種は「やぶきた」と「さやまかおり」です。
*~・*~・*~・ 「 狭山茶 」の歴史 ・~*・~*・~*
狭山茶のはじまりは所説あるようですが、
鎌倉時代とされています。
武蔵国の狭山丘陵一帯、
特に現在の埼玉県入間市(モリタ園の地元です。)を
中心に栽培されました。
江戸時代には、狭山丘陵一帯の村々が
「 川越藩領 」であったことから、
「 河越茶 」と呼ばれていました。
また、「 蒸し製煎茶 」の製法を関東で初めて導入し、
江戸で取り引きされるや狭山茶は他産地にも増して
繁栄し、横浜開港と同時にいち早く輸出されていました。
明治十八年には高林謙三氏が
「 製茶機械 」を発明し、
狭山茶どころ埼玉から日本全国に広まりました。
大正時代には機械製茶が急激に普及し
茶業に一大変革をもたらしました。
*~・*~・*~・ 「狭山茶」
伝統製法の保存 ・~*・~*・~*
狭山茶産地の生産者の中で
「狭山火入(さやまひいれ)」
という伝統の火入れ(=乾燥方法)が
江戸時代から受け継がれています。
この火入れにより狭山茶特有の香りと
濃厚な味わいが生まれます。
また、手揉みによる狭山茶の製法は茶葉を蒸して
焙烙(ほいろ)に和紙を敷き、揉み乾かす
というもので、
享和2年(1802年)に
吉川温恭、村野盛政、指田半右衛門らが
編み出したものです。
現在では、主に手もみ狭山茶保存会によって
受け継がれています。
*~・*~・*~・ モリタ園のお茶について
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モリタ園は昭和2年(1927年)に創業致しました。
森田信太郎商店からモリタ園へと改名し
八〇年以上にわたり、地元入間の皆様をはじめ
通信販売を通じて全国各地のお客様に
当店だけの味わいをお届けして参りました。
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当店のお茶は
狭山茶の伝統的な火入れ方法
「強火の狭山火入」とは一線を画し、
若葉の緑の香りを大切にした
優しく丁寧な火入に徹した
作りが最大の特徴です。
また、当店茶師による
独自の合組み(=ブレンド)により
まろやかな味わい
さっぱりした味わい
引き締める渋味
爽やかな香り
濃厚な香り
すっきりとしたのど越し
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様々な味わいの要素のバランスを
それぞれの商品の中で作っております。
数多のお茶屋ひしめくインターネット上で
当店を見つけてくださったお客様に
心からの感謝を込めて
今日も美味しいお茶をお届け致します。
モリタ園スタッフ一同
【 数量限定 】 埼玉県産高級狭山茶
こだわりのお茶ギフト&ティーバッグギフト
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